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BioClub Shibuya

作品名:BioClub

設計 :古市淑乃建築設計事務所

施工 :OMUNIBUS

所在地:東京都渋谷区道玄坂1-22-7

延床面積:48.35m2

主要用途:実験室

クライアント:ロフトワーク

写真 :長谷川健太

BioClub Shibuya

Location : 2F Pia-building 1-22-7, Dogenzaka,Shibuya-ku,Tokyo
Usage : Laboratory
Construction : OMUNIBUS
Web : https://www.facebook.com/bioclubshibuya/ 
Photo : Kenta Hasegawa

渋谷のオフィスビルの一室を、バイオテクノロジーの実験や研究が可能な設備を備え、P1レベルの実験が可能なバイオラボとする計画である。近年急速に発展し、幅広い分野での可能性が注目されるようになったバイオテクノロジーであるが、まだ未知の部分から敬遠されがちな技術でもある。BioClubはバイオラボの運用やコミュニティ活動を通して、バイオテクノロジー領域の理解の促進やビジネス機会の創出を目指すプロジェクトである。その活動拠点として、多様な人々が気軽に訪れ、バイオテクノロジーに触れ、身近に感じることができるよう、明るくクリーンであることをベースとしながらも、コンクリート・タイル・OSBパネルを仕上げとして使用することで、オープンで暖かみのある空間を目指した。また、家具は既製品を改造したり、DIY的に組み立てることで、どこにでも出現可能な気軽さを表現している。オフィスビルの一角、たった10m2のスペースでも、社会の変革の種となりうるのではないだろうか。